コーヒーの知識

1.品種

2大品種の特徴

●アラビカ種:個性豊かな多数の品種

(ブルボン・カツーラ・ティピカ・ゲイシャ・ムンドノーボ・バッカマラなど)

世界各地で生産され、高品質なレギュラーコーヒーとして提供されます。

それぞれの香味をもつ個性豊かな品種がある。

 

●カネフォラ種(ロブスタ種):成長が早く果実が多く実る。

成長が早く、病気にも強いロブスタ種。酸が少なく泥臭いのが特徴で、香味では、アラビカ種に劣る。インスタントコーヒーの原料がこれです。

 


2.産地

産地によって、味も香りも変わる。

ブラジル:バランスの取れた味わい

 代表的な産地:ブラジル・コロンビア・インド・パプアニューギニア

タンザニア:きれいな酸味

 代表的な産地:タンザニア・ハワイコナ・コスタリカ・パナマ

マンデリン:深い苦み

 代表的な産地:ブラジル・インドネシア・ケニア

コロンビアブルボン:ふんわりとした甘さ

 代表的な産地:コロンビア・グァテマラ・ケニア

カメルーンピーベリー:香りが強く個性的

 代表的な産地:グァテマラ・ケニア・パプアニューギニア・ブラジル

 


2.5 ハンドピック

体に優しい珈琲の提供それが、ハンドピックにあります。


3.焙煎

●どうやって焙煎具合を決めているのか?

豆を良く見極めて試しながら調整します。

豆の産地や種類、状態を見て焙煎テストを行ないます。

その味と焙煎具合から、豆に合った焙煎度を決めて行きます。その後グラム量の調整を行ないます。

 

豆が同一であっても、焙煎機や焙煎士(ロースター)によって、風味(香味)は異なりますので自分に合った店選びも重要です。

 

●焙煎で最も重要なこと

豆の持つ本来の個性を引き出すことです。

焙煎にはセオリーはありますが、マニュアルがある訳ではありません。

その為、焙煎士のセンスと経験・豆に対する情熱が重要と考えます。


マイヨ工房では、半熱風式の利点を最大限利用し、蒸らし⇒焼き込み(焙煎到達時間ASAP)を検証。

香味・豆のキャラクター・後味をBestに仕上げております。

 

とはいえ、「コーヒーはおいしければ良い」のですが、人それぞれのおいしさの基準が違います。

その為、マイヨ工房では、豆の種類と大雑把な好み(すっぱいorにがい)などの情報をお聞きしながら、

お客様に合ったコーヒーをお薦めしています。

 

マイヨ工房では、無料で試飲できますので、自分がいつも頼まないコーヒーに挑戦してみるのを

お薦めしています。

半熱風式1kg焙煎機
半熱風式1kg焙煎機

4.豆の挽き具合

豆の挽き方(メッシュ)はどうやって決めればいいの?

何でコーヒーを淹れるか?で決まります。

マイヨ工房の珈琲ミルはこれ。

R-440

様々な喫茶・コーヒー専門店にも根強い人気で、長く親しまれ愛用され続けている、フラッグシップモデルのひとつ。挽きの良さを追求し、操作性にもこだわり続けた、コーヒーミルのスタンダードです。

●粗挽き:

コーヒープレス・パーコレーターなどお湯に粉を浸透抽出する場合。

*良くキャンプで、「パーコレーターで入れると薄くておいしくない」と聞きますが、粗挽きで、粉多めに入れて抽出すると、まろやかでおいしいコーヒーが抽出できます。お試しあれ!

 

●中挽き:

ペーパードリップなどの透過抽出の場合(Karita式・コーノ式でも厳密には挽き方は異なるので、マイヨ工房では、ご家庭の方式1つ穴・3つ穴・円錐なども情報入れて頂ければ、最適な挽き方でお届けします。)

ペーパドリップは、良くも悪くも豆本来の味がストレートに出しやすい方式で、「ブルーボトルコーヒー」は、浅煎りの豆でハンドドリップを行う事で、豆本来の味を楽しんで欲しいという波(サードウェーブ)を起こしました。

 

●細挽き:

エスプレッソなどの加圧抽出の場合や、アイスコーヒーなど酸味が少なく苦味の強い珈琲に適応。

ラテなど、細挽で湯量を少なく濃い目に淹れたのち、ミルクを混ぜてお飲みになる場合、細挽の選択もありかと思います。


ご家庭のペーペードリップの種類を確認

以外と、知らず知らず使っているドリッパー

実は、方式が色々あります。(メリタ・カリタ・コーノ・ハリオ)

今お使いのドリッパーの特徴を生かしておいしいコーヒを淹れてください。


5.ブレンドコーヒー

ブレンド珈琲は、その名の通り品質の異なったコーヒーを数種混合すること。

これは、ブレンダ―の仕事になります。

 

個人の自家焙煎屋は、ロースターとブレンダ―を行なってはじめて起業できます。

ブレンダ―もまた、珈琲豆のキャラクターを理解し、それぞれが持っている長所短所を混合比率を変えながら、ストレートコーヒーでは味わえないバランスをカッピングを行ないながら決めていく作業になります。

 

一見、単純のようですが、飲んで欲しい人を思い浮かべながら、配合を決めていく作業は、センスの塊と行っても過言ではありません。

ブレンダ―の仕事は、以前の職場で行っていたレシピチューニングと同じで、イメージ通りに決まると、面白くてタマリマセン。


6.コーヒーの体に与える影響

「良薬は口に苦し」とは珈琲の事!?

コーヒーは、どの様に体に良いのか?具体的にまとめてみました。